右脳は、ほとんどの人であまり使われていませんが、創造性や直感、イメージなどを扱い、うまく使えれば驚く働きがあります。
右脳の働きには、イメージ思考があります。
イメージを鮮やかに描けると、仕事や勉強に、さまざま役に立ちます。
古古代ギリシャの古くから、記憶術や暗記術といった記憶法がありますが、
これらは、イメージを使うものです。
現代では、リンク法やペグ法と言われていますが、
誇張した印象に残るイメージを、脳裏に描いて覚えるものです。
年をとると、物忘れがひどくなるのは、当然当然と思われていますが、
数年前に、62歳の原口さんは、10万桁の円周率を覚えたそうです。
訓練次第で、記憶力・暗記力はいくらでも伸びるものなのです。
原口さんの方法も、リンク法の応用といえると思います。
円周率の数字を、語呂にして言葉にしてから、イメージを作り、ストーリーを展開します。
覚えるのは、イメージで、イメージから言葉や数字を思い出すことになります。
イメージやストーリを作るのに、時間がかかっていると思いますが、
62歳でも、訓練すれば優れた記憶力がもてることを示しています。
物忘れがひどくなったと思う方は、試してみたらどうでしょうか。
「使わない筋肉は、衰える。」といいますが、
使えば、驚く能力を発揮します。
きっと、記憶力の向上に驚くはずです。
右脳に関しては、右脳記憶術もご覧ください。
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